珍しいセコガニをいただきました!
松葉がにと比べると小さいですね。
カニって、食べ方が難しいんですよね。
足を切り離すのはわかるのですが、甲羅を外してとなると、ちょっと手に負えないです。
セコガニは、茹でたり、蒸し焼きにしたりして 食べられるのでしょうか。
今回は、毎年食べられる時期が2か月だけというセコガニの、
地元の人が強烈にオススメする食べ方をご紹介します。
セコガニの食べ方、身はオマケ?!
セコガニはオスと比べて価格が安いので、
水揚げされる地元では、たくさん食べられています。
何と言ってもセコガニのメインは、内子・外子と味噌です。
足の身は食べるというよりは、しゃぶる程度ですね。
お酒が好きな人なら、甲羅の上で内子とカニ味噌を混ぜて、
舌の上に運ぶと最高の味わいです。
セコガニの身は食べるところはほとんどありませんが、
内子と味噌は他のカニよりもおすすめできます。
また、鍋や出汁にすると味が濃厚で人気があります。
セコガニの内子と外子の卵は食べられる?どう食べる?
[su_box title=”内子” box_color=”#fde6c5″ title_color=”#4a4748″]内子は、未成熟の卵のことです。
色はオレンジ色で、みためは「とろっ」としています。
意外と歯ごたえがあって、よく熟成されたチーズに例えられます。
カニ味噌と混ぜて、日本酒といっしょにいただくと
誰も文句は言わないおいしさです。
外子は産卵直前の成熟した卵のことです。
プチプチとした食感で、そのまま食べる場合は、
醤油を少しだけつけて食べると美味しいです。
酒の肴としては、しょうゆ漬けです。
まず、軽く塩もみをして洗います。
酒・しょうゆ・みりん(1:1:1)を 合わせたもので一晩漬け込みます。
ご飯に乗せて食べるのも格別ですよ~!
地元の人オススメ!セコガニの味噌汁とセコ飯(せこめし)レシピ
地元の人は、あーだこーだとゴチャゴチャいじらず、
まるっと味噌汁にしていただくか、セコ飯にしていただくのが一番旨い!と
口をそろえておっしゃいます。
セコガニの味噌汁
カニの腹側の柔らかい部分から包丁を入れて、半分に切ります。
ミソや内子をこぼさないように注意しましょう。
カニは水のうちから鍋に入れて、火にかけます。
沸騰してきたら、アクを取りながら10分ほど火を通します。
時間が短いと味噌や内子が固まらないので注意してください。
最後に、味噌を加えて味付けをしましょう。
カニ味噌・内子・外子や身も美味しく食べられます。
お好みで、薄切りにした大根や白菜、ネギなどを 一緒に煮込んで、召し上がってください。
ちなみに地元の人の多くは「具は大根だけ」を勧めます^^
セコ飯レシピ
セコ飯(せこめし)=セコガニご飯
生のセコガニを半分に割って、足に縦に包丁を入れます。
昆布の出汁に薄口醤油とお酒で薄めに味を付けて、セコガニを入れて炊飯します。
炊き終わったらセコガニを一旦取り出して、カニ身をスプーンなどで出してください。
内子と外子とカニ味噌をご飯に混ぜます。
刻んだ三つ葉をいれると彩りがきれいです。
まとめ
セコガニを愛している地元の人たちの味わい方は、すごいことになっています。
内子や外子も全部入れるカニクリームコロッケがあるそうです。
セコガニの佃煮なんかもあるそうですよ。
セコガニが食べたくなったら、予約終了には気をつけてくださいね。