グリーンカーテンでゴーヤ(にがうり)を作る人が増えました。私の子どもの通う小学校では、学童の窓がゴーヤの葉っぱでおおわれていて、とっても涼しげ。
では、たくさん穫れたゴーヤをどうしましょう?
簡単に作れるゴーヤ茶がおすすめ。
しかも体にいいよ!
って聞いたけど、苦いのはイヤだなぁ・・・。
この記事では、そんな疑問にお答えします。参考にしてくださいね。
ゴーヤ茶の味は意外と苦くない
ゴーヤ茶は、苦いゴーヤでできているのに意外と苦味が少なく、ほのかな甘味があって、ほうじ茶に似たこっくりした味わい。
「えっ? これがあのゴーヤ?」と思う人がほとんどです。
風味が気になる人は、冷蔵庫で冷やすと飲みやすいですよ。
ゴーヤ茶の成分は便秘の改善に効果あり
ゴーヤ茶はノンカフェインなので妊婦さんや授乳中のお母さんにもおすすめ。
もともと快便体質でも、妊娠すると便秘に悩まされるようになる人って意外と多いです。次のような原因。
- 黄体ホルモンの分泌が活発になり大腸の動きが悪くなる
- 水分不足になりやすい
- 羊水や赤ちゃんの血液を作るために大量の水分が必要
- つわりがキツく水分補給が困難
- 赤ちゃんが大きくなり、腸を圧迫するようになる
- 体調不良やお腹の大きさ・重さによる運動不足
お腹が大きくなるのに、さらに便秘でお腹が張ると、本当にツラいですね。
気軽に薬も飲めないから、すごく困ります。
トイレにこもったまま、なかなか出られない妊婦さんは多いそう。
ゴーヤは、苦味成分のモモルデシン(モモルデシチン)が
- 健胃作用:胃もたれしにくくなる
- 大腸壁を刺激:腸の動きを活発にして便通がラクになる
という作用をもっています。
ゴーヤはビタミンCが豊富なので、免疫力強化・抗菌作用・美肌効果も期待できますよ。
※ カリウムが豊富に含まれているので、腎臓に持病のある方は必ず主治医に相談してください。
ゴーヤ茶の作り方と保存方法
旬の季節なら大きなものでも1本100円くらいで買えるので、手作りするとコスパも抜群!
切って干すだけなので、気分転換を兼ねて作ってみませんか?
種をまいてグリーンカーテンとして育てる方も多いですね。
ゴーヤ茶の作り方
- ゴーヤ(ニガウリ)をタテ半分に切る
- スプーンでわたと種を取り除く
- 幅1ミリの薄切りにする
- 種をわたから取り出す
- 乾燥させる
天日干し
- 薄切りにしたゴーヤと種を重ならないよう皿に広げる
- 日当たりと風通しのよいところに置く
- カラカラになるまで1~2日かけて天日干しにする
天日干しには▼コレが便利ですよ。外に干しておいても虫がつかないので安心です。
電子レンジ
外で干すのが難しい場合は、電子レンジで加熱してもOK。
- ゴーヤーをオーブンシートに並べる
- 3~4分 加熱して裏返す
- さらに3~4分 加熱する
- 乾いたゴーヤと種をフライパンで薄茶色になるまで乾煎(からい)りする
独特のニオイがなくなり、香ばしく、美味しくなります。
なお、クッキングペーパーよりも、オーブンシートを使ったほうが短い時間で乾燥します。
ゴーヤ茶の保存方法
冷めたら、湿気がこないように、密封できる保存容器やチャックつきのフリーザーバッグなどに入れて保存します。
ゴーヤ茶の入れ方
適量を急須に入れ、熱湯を注いで5分ほど置きます。成分がしっかり出てから飲みましょう。
煮出すなら2~3分を目安にしてください。
飲む量は、1日5杯くらいまでが適量のようです。
まとめ
便秘しやすく、体調を崩しやすい妊娠中。
カフェインレスで、便秘にもよく、鎮静作用もあると言われているゴーヤ茶で、プレママ期間を乗り切ってください。
ゴーヤはグリーンカーテンに最適だよ!
ゴーヤ茶もいいけど、冷凍保存しておいてチャンプルーにするのもいいね。