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結婚式の手作りウェルカムボード|友達へのお礼はどうする?マナーは

結婚式、披露宴に出席すると必ず目にするウェルカムボード。

写真、看板、鏡、絵、とさまざまなタイプがあり、
待ち時間を楽しませてくれます。

披露宴に必要なウェルカムボードやウェルカムベアなど、
親しい人に手作りをお願いすることが多いけれど、
慣例や価値観も人によって違うため、
お礼をどうしたらいいか迷ってしまいます。

お金の話って、親しくてもしにくいですしね^^;

いろいろなケースがあるかと思いますが
私の経験と考え方をお伝えしていきますね。

 

手作りを頼んだけど制作のお返しってする?金額は?

 

制作や絵などが得意なお友達がいたら、
いい記念になるから・・・と、
そのお友達に頼んで作ってもらうことがあります。

私は妹の友達にウェルカムボードの制作をお願いしました。
お礼をいくら包めばいいかな?と悩んだのですが、
値段の基準があるようでないんですよね。

妹や夫と相談して、最終的に包んだ金額は1万円。

そのワケをお話ししますね。

私たちの考え方はこの3つでした。

 

1.まずはお願いする段階で予算を聞いておく

こういう感じで作ってほしいんだけど
どれくらいの費用でできますか? とたずねます。

「私達は材料費を払う意志がありますよ」
と知らせることになるからです。

そこがわからないと頼まれた人が悩むので、
「ある程度は払ってくれるんだな」
と安心してもらうためにも聞いておくこと。

 

2.基本的に市販のものを買ったのと同じ金額を基準にする

いくらくらいかかりそうか、とか、
いくらかかったよ、などを
言ってくれない場合もあります。

そのときは、
材料費・交通費・制作費など+お礼で、
業者に頼んだのと同じ金額(あるいは手作りキットの値段)
を目安にします。

お願いする相手がその道でプロとしてやっているか、
趣味レベルであるかどうかも判断基準になります。

 

3.関係性で金額を調整

同い年のとっても仲が良い友達なのか、
友達の友達なのか、
目上の方なのか、
などで 金額が若干違ってくると思います。

2の市販品と同等の金額を目安にすれば
まず失礼にあたることはないはずですが、
あまり高額すぎて相手が恐縮してしまうのも考えものですよね。

そのときは
頼まれた人が困らない程度に
お礼の額を下げることも必要です。

 

さて、では、私達がなぜ1万円に落ち着いたか。

節約したいために手作りを選ぶなら別ですが、
私達の場合は記念にお願いしたかったので
金額を下げることは考えていませんでした。

妹から打診してもらったら
「喜んで引き受けるよー!」とのことだったので
妹、夫とともに
そのお友達と食事をする機会を設けました。

 

そこでイメージを伝え、
下絵を描いてもらって、
じゃあこの方向で!となったので
だいたいの費用をお伺いしたのですが、

「おめでたいことに声を掛けてもらってうれしいから
 お金はいりません」

と言われました。

その日の食事代をこちらでもって、とりあえずその日は別れました。

 

「お祝いだからお金はいらない」と言われたら?

 

私達のように
「お祝いだから(タダで)受け取って」
と言われる人も多いと思います。

 

ホントにいいのかな?

って困りますよね。

 

私たちも妹を通じて再度費用をたずねましたが
彼女の答えは変わりません。

 

じゃあ2番めの基準でいこうと思いました。

プロとして
有名ブランドの広告を描いている子だったので、

少なくとも市販品(当時3万円くらいかな)と同額は用意しよう

と夫と相談していました。

 

ただ、あまり変わったことをすると、困るのは妹なんですよね。
その後の付き合いに響いてしまいます。

 

妹にその旨を伝えて意見を聞くと、

「あの子はいらないって言ったら、本当にいらない子なんだよね・・・」
「その額はちょっと高すぎるかも」
「そのあと私が付き合いづらくなるかも」

と言います。

 

そこで3番めの基準にシフトしました。

 

それが1万円でした。

 

作品を額装した状態で郵送してくれたので、
本来ならば
額縁代や送料などを別途お渡ししないといけなかったのに・・・! と
とても恥ずかしくなりました。

(この辺はお願いするときに確認なさることをおすすめします)

 

それで、ほんの気持ちだけですが、
新婚旅行のお土産をちょっと豪華なものにして補う形をとりました。

彼女夫婦とは今でも年賀状のやり取りが続いています。

 

ご祝儀をいただいてもいいの?

 

何かをお願いする人を披露宴や1.5次会、2次会に招待する場合は

  • お礼をお渡し+ご祝儀をいただく
  • お礼をお渡し+ご祝儀をいただかない
  • お礼なしでご祝儀を辞退(お礼と引き換えにご祝儀をいただかない)

というパターンのどれかを取ることになります。

私達のウェルカムボードを作ってくれた人は
披露宴に招待していませんでした。

 

余興で

  • サックスの演奏
  • ナマ歌(CDを出しているレベルの人)

をお願いした人には

お礼をお渡しして、ご祝儀はいただく

という形をとりました。

 

これもケースバイケースで難しいところですが、
友人との関係性やこちらのお財布事情を考え合わせて、
失礼のないギリギリのラインを探ることになるでしょう。

 

注意したいのは、
ご祝儀を辞退したとしても、「お礼」の形がない場合、
「お礼をしてもらっていない」 と受け取る人が多い
こと。

 

気持ちはわかりますよね^^;

「プラマイゼロ」ではないのです。

そこで、何らかの形で当日のうちにお礼をして、
気持ち良く帰っていただくことを優先しました。

 

まとめ

 

結婚式は人生で初めて行う大がかりなイベント。

準備することがたくさんあるし、
しきたりや礼儀、マナーなど
さまざまな気配りが要求されるので本当に大変ですよね。

今回は私の経験をお伝えしましたが、
お願いする人との関係や土地柄、
両家のしきたりなどいろいろな要因があります。

ですからこれが正解というわけではありません。

 

私がたった一つだけ心がけたのは、

なるべく心残りのないように、心を尽くそう、

ということでした。

 

素人がやることなので
いくら心を尽くしても不手際は起こります。

だけど
「そのときの自分たちにすればベストをつくした」
と思えれば
それもまた思い出となり、
先の人生に活かしていけるはず。

神経質になりすぎず、楽しくお式の準備をなさってくださいね。