パソコンにスマートフォン、「スマホ肩」「スマホ老眼」「パソコン老眼」なんて言葉も出てくるほど、目を酷使する生活。
疲れ目だけでなく、目のまわりの小じわやクマも気になりますよね。
ホットアイマスクで手軽にケアしてみませんか。
ホットアイマスクの効果
ホットアイマスクの効果は大きく分けて二つ。
- 疲れ目ケア
- 美容効果
です。
目のまわりにはたくさんの小さな筋肉がついていて、薄い皮膚で覆われています。
目(眼)自体も複数の筋肉が調整しながら働くことで、眼球を上下左右に動かしているんですよ。
そのため、ひと言に「疲れ目」「眼精疲労」と言っても、人によって
- 目の筋肉の疲れ
- 目のまわりの皮膚のこわばり
など、メインの症状はそれぞれです。
このさまざまな症状を改善できるのが、ホットアイマスク。
ホットアイマスクは、目を外側からあたためることで血行を良くします。
筋肉も皮膚も血液からもらう酸素や栄養素で働いているので、血行不良が長引くとどんどん働きが悪くなります。
あたためることで
- 「眼球」「目」自体への効果
疲れ目ケア
眼精疲労の緩和
目のショボショボ感がなくなる
- 美容効果
目の小じわ、ちりめんじわ、クマ、くすみを取る
目の周りの皮膚がふっくらする
保湿効果
これらが期待できます。
また、疲れ目から来る肩こりや頭痛の緩和も期待できますね。
ホットアイマスク 繰り返し使えるおすすめは?
ホットアイマスクはいくつかのタイプが市販されています。
- ホットアイマスク レンジであたためるタイプ
- ホットアイマスクにあずきが使われているもの
- ホットアイマスクの電気タイプ
- ホットアイマスクでUSBタイプのもの
ドラッグストアで使い捨てタイプのものをよく目にします。
ゆずやローズ、ラベンダーなど香りがついていて癒やし効果バツグンだろうな~と思うのですが、1回あたり75~100円と、毎日使うにはちょっと高く感じます。
一か月で換算するとおよそ3,000円ですものね。
そこで繰り返し使えるタイプをいくつかご紹介してみます。
ホットアイマスク レンジであたためるタイプ
桐灰 あずきのチカラ 目もと用 |
私が使っているのがこのタイプ。ドラッグストアで買ってみました。
「5分で冷める!」という人もいますが、私は15分ほどもつように思います。
ほわ~んとあったまって、こわばっていた筋肉や皮膚がゆるむ感じですね。
ホットアイマスクにあずきが使われているもの
これも上記の商品と同様で、レンジであたためます。
あずきに含まれる水分をレンジで加熱することであたたまるという原理です。
このため、
- 連続使用は4時間の間隔が必要(蒸発した水分をあずきが取り込むのに必要な時間)
- 使用回数は約200回が上限
となっています。
小さいころ、お手玉を作るときに中にあずきを入れませんでしたか?
あの感覚で、重くなく顔の表面にしっかりのっかってくれるのでズレにくいです。
夫婦で使っていますが、二人ともあずきの匂いを感じたことはありません。
ホットアイマスクの電気タイプ
さぁ、ここからハイテクになっていきますよ!(笑)
じゃーん!
いきなり未来形な感じですが、美容家電で定評のあるパナソニックならではの発想だなと思いました。
私はこれは使ったことがないものの、パナソニックの「ナノケア」というスチーマーを愛用しています。
肌の保湿のためにスチームが出るものなのですが、ナノケアを使った後は目の疲れも取れるんですね。視界がクッキリするんです。
超音波美顔器を使ったときも同じなので、スチームにせよ、超音波にせよ、血流が良くなるから見えやすくなるんだろうな~と体感しました。
お肌もしっとりしますから、小じわの蓄積ともサヨウナラ☆
蒸気自体にも癒やし効果があるのでリラックスできそうですね。
ホットアイマスクでUSBタイプのもの
こちらはパソコンなどのUSB接続できるものに挿して使うホットアイマスク。
USB電源で約40~45℃に本体が温まり、15分ほどで自動的に電源が切れる仕様になっているので安心ですね。
パソコンを使っていないときでも、USB-ACアダプターを使えば普通のコンセントから電源を取ることができます。
ホットアイマスクの作り方は
「ほら、蒸しタオルってあるじゃない?」
そうですね、一番手軽なホットアイマスクですね。
わが家でもハンドタオルとレンジで作ることがあります。
ホットアイマスクの作り方は
- ハンドタオルを濡らしてよく絞る
- 電子レンジにかけてあたためる ( 700W で 30秒くらい)
これで蒸しタオルの出来上がり。
好きな香りのアロマオイルを少し使ってもいいですよね。
ハンドタオルだと冷めやすい場合は、フェイスタオルでやると、たたむと分厚くなるために持続時間が長くなります。お好みで使い分けてください。
蒸しタオルをあたためすぎたときは、美容院でやるみたいにタオルを広げてバタバタと空気にあてて熱を逃がせば調節できます。
なお、家でできるホットアイマスクとして、保冷剤をレンジであたためると保温剤になる!という方法もありますが、温度調整が難しいです。
ちょっとレンジにかけすぎると破裂してしまうので、私はおすすめできません。
また、充血を起こしている疲れ目の場合はあたためてはいけません。冷やします。
充血というのは眼が炎症を起こしている状態なので、タオルを濡らして軽く冷凍庫で冷やすか、氷水でしぼったタオルで目のまわりを冷やしてくださいね。
まとめ
眼精疲労にマッサージやツボ押しが効く人もいます。
血行が良くなると、お肌も、目の調整をしている筋肉も元気になります。
疲労が蓄積しないうちに、こまめにケアしていきましょうね。