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七夕そうめんの由来|素麺を主食にした夕食の献立|羊羹も食べる?

もうすぐ七夕ですね。

星祭りとも七夕は星祭りとも呼ばれ、江戸時代に定められた五節句の1つです。
七夕には短冊に願い事を書いて笹竹に飾って・・・というのはほとんどの方がご存じでしょうが、
七夕の行事食がそうめんということはあまり知られていないと思います。

ここではそうめんを中心に、七夕と関係が深い食べ物についてご紹介します。

七夕にそうめんを食べる由来は

 

どうして七夕にそうめんを食べるのでしょう?

時は平安、醍醐天皇の時代に宮中の儀式・作法等が集大成された「延喜式(えんぎしき)」には、宮中における七夕の儀式で中国伝来の小麦粉料理「索餅(さくべい)」が供えられたという記述があります。
索餅は熱病を流行らせた霊鬼神が子ども時代好きな料理で、霊鬼神の祟りを沈めるとされていました。この索餅がそうめんの原型であり、平安期以降、宮中における七夕の行事に「そうめん」が欠かせない供え物となったのです。

「そうめん」を「織姫」の糸にみたて「機織(芸事)が上手になるよう」という願いを込めて、七夕にそうめんを食べる・・・など諸説あるように、七夕にそうめんは欠かせない食べ物なのです。

 

そうめんがメインの献立 夕食なら?

 

さっぱりしたのど越しのそうめんは、暑さで食欲が減退する七夕の時期にぴったり!
・・・ですが、満腹感は今一つですね。
特に働き盛りの男性や子どもたちにそうめんだけの夕食は物足りないでしょう。

 

作家 椎名誠氏が食について書いたエッセイで、「満足感のあるそうめん」を紹介しています。

卵焼きやハムまたはゆでたささみときゅうりやしいたけなど好みの野菜類を千切りにして準備し、そうめんつゆの薬味もネギ、ゴマ、たたいた梅干しなどを準備。
そうめんと一緒に千切りにした具材をいろいろなバリエーションのつゆで食べると、予想以上におなかが満足する・・・というものです。
この料理は野菜も大量に摂取できますし、一皿料理の夕食でも華やかで、満足度の高い食事になりそうですね。

 

やはりおかずがほしい・・・という方には

  • ゴーヤやトウモロコシなど夏野菜のかき揚げやてんぷらを合わせたり、
  • ナスの揚げだしなどさっぱりした野菜類を少しコクのある味付けで調理した料理

が、そうめんには合いそうです。

 

その他、

  • そうめんをパスタに見立てたトマトの冷静パスタ風
  • 辛味肉みそをのせたジャージャー麺風そうめん

も、目先が変わって食欲が増すでしょう。

 

あたたかい料理がいい・・・という場合は、

  • そうめんをお味噌汁に入れたり、
  • かき玉汁に加えたり、
  • ラーメンのように塩スープでゆで卵やベーコンと一緒に食べても

おいしいですよ。

 

七夕に食べる羊羹って?

 

さて、七夕にそうめんを食べたのなら、せっかくですからデザートも七夕にちなんだものにしませんか?

京都の和菓子屋、七篠甘春堂(しちじょうかんしゅんどう)が期間限定で販売している「天の川羊羹(あまのがわようかん)」は、夜空の濃い青を模した琥珀羹に銀箔の星を散りばめた、とても美しい羊羹です。
テレビ番組で紹介されたこともあり、とても人気のある羊羹ですので、お取り寄せして家族みんなで楽しめば、話題性もあって盛り上がること思います。

[su_label type=”warning”]注意[/su_label]
2015年は6月1日~8月13日までの数量限定販売とのことです。

 

羊羹なら自分で作れる!という方は、羊羹とは別に星形の牛乳寒天を作って羊羹の上にのせれば、オリジナルの七夕羊羹ができますね。

 

もっと簡単な七夕のお菓子がいい方は、夜空に見立てた青いゼリーを作って、いろいろな色のスプレーチョコをまぶすと子どもたちにも人気のデザートになります。

 

動画:「七夕料理にチャレンジ☆ゼリーとそうめん☆2014☆ TANABATA」
[su_youtube url=”https://youtu.be/N0vGC9hlpNM”]
こんな七夕の夕食はいかがですか?

 

まとめ

 

食べものの四季が感じにくくなったとされる今、いろいろな伝統行事にちなんだ食事を食べ物を摂ることは、家族間のコミュニケーションを図る上でもとても大切なことだと思います。
七夕の意味や儀式、由来について話しながら、家族みんなで楽しく作って、美味しい七夕を過ごしてみてはいかがでしょうか。