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熱中症対策用のスポーツドリンクの味が苦手!何を飲めば予防できる?

スポーツドリンクが苦手

「熱中症の予防や対策にはスポーツドリンク」
という認識が高まってきました。

でも・・・スポーツドリンクが苦手!って方もいらっしゃいますよね。

私も昔はあの甘じょっぱい感じが苦手でした。
なんでこんなに甘いんだ?!って。

まれに
「甘じょっぱいのは大丈夫だけど酸っぱいのがダメ、柑橘系も梅干しもダメ!」
という方もいらっしゃいます。

酸っぱいのが苦手だと、たいていの熱中症対策ドリンクや
飴などが摂取できないんですね。

そんな方はどうすればいいのでしょうか。

 

スポーツドリンクのすっぱい味が苦手!熱中症対策どうする?

 

スポーツドリンクでなくても熱中症予防はできます。

 

まず、熱中症が起こるしくみから見ていきましょう。

熱中症とは、

・高温 : 炎天下、暑い室内など
・多湿 : 風の通らない、蒸し暑い場所など

という環境で汗が出て脱水を起こし、
体内の水分やミネラルのバランスがくずれたり、
体温の調節ができなくなったりすることによって
引き起こされる症状の総称です。

 

脱水を起こしているなら水分を補給をすればいいのかな?
と思うところですが、
汗と一緒に塩分が失われているので塩分(ナトリウム)を補給しなければ

 低ナトリウム血症

を起こすわけです。
これが熱中症で起こるトラブルの正体なんですね。

つまり、補給すべきなのは水分と塩分なのです。

 

※関連記事

熱中症予防のチェック項目は?
→ 高齢者の熱中症予防、脱水を防止してわずかなサインをチェックしよう

 

熱中症予防に「ミネラル」が必要って聞くけど何?

 

テレビやCMでよく

「熱中症対策には水分だけでなく ミネラルを一緒に補給してください」

と言われています。

けど、ミネラルって何でしょう?

 

熱中症対策に必要なミネラルは基本的には塩分だけなのです。

スポーツドリンクや飴に一緒に入っている
クエン酸やビタミンC、ビタミンBなどは疲労回復を補助するためであり、
熱中症にダイレクトに効くものではありません。

なお、甘じょっぱい味の元になっている糖分はミネラルではありませんが、
塩分を吸収しやすくするための補助として必要なので、必要な量だけ配合されています。

 

スポーツドリンクが苦手な人の熱中症対策ドリンクの作り方

 

スポーツドリンクも塩タブレットも飴も
たいていレモンやグレープフルーツといった柑橘系の風味がついています。

柑橘系でなければ梅干し味・・・。

酸っぱい味が苦手な人にはどちらも無理ですよね。

 

先に述べたとおり、
クエン酸やビタミンCなどの「酸っぱい成分」は
熱中症対策に必須ではありません。

最低限必要な塩分と糖分だけしっかり吸収できるような配分で
手作りスポーツドリンクを作りましょう。

 

■手作り熱中症予防ドリンク

[deco_bg image=”marker-y” width=”400″]【材料】

水:500cc
塩:小さじ1/4
砂糖:大さじ2

 

【作り方】

材料をすべてペットボトルに入れて混ぜます。[/deco_bg]

 

水分に対して塩分が0.1~0.2%の食塩水は
ナトリウムや水分の吸収率がとても良い飲み物です。

吸収を助ける糖分の割合は8%未満が理想とされていますが、
その数値を目安に飲みやすい濃度を探ってみてください。

 

もしご家族で酸っぱいのが平気な方なら
これにレモン果汁などを加えるといいですよ。

 

まとめ

 

今回ご紹介した手作り熱中症対策ドリンクは
スポーツドリンクやイオン水が苦手なお子さんにも飲んでいただけます。

口から水分や塩分・糖分を補給すると同時に
冷却スプレーや冷却シートなど体の外から冷やす手段も併用しつつ、
上手に熱中症を予防していきたいですね。