高齢者の熱中症予防、脱水を防止してわずかなサインをチェックしよう

熱中症予防

熱中症、怖いですよね。

80歳近い義父がいるのですが
[illust_bubble subhead=”昭和ヒト桁世代って” align=”right” color=”red” badge=”riyuu”  illst=”nayami-m3-l”]・エアコンなんかもったいない

・これくらいの暑さ、我慢できんでどうする!

・ワシはまだ元気じゃ

・気合いじゃ!(精神論)[/illust_bubble]

って感じで聞く耳を持たないんです。

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朝早いうちからクーラー入れておいて、とか
外に作業に行くときは熱中症の予防をして、とか
水分を多めにとってね、とか

言っても、まー聞きゃしません。

 

戦時中の人なので
耐えてなんぼ、節約してなんぼ、
なのは理解できますが

昔と暑さが変わってきているし
本人が年をとって温度を感じにくくなっているのに
そこの自覚がなくて自信満々。

自信ありすぎて倒れそうなタイプなので
心配でヒヤヒヤします。

一人暮らしですしねえ。

 

熱中症ってどうやって起こって、何に気をつけたらいいのか、
昭和ヒト桁世代を納得させて熱中症から守りましょう!

 

熱中症って何?どう起こる?脱水症状との関連は?

 

熱中症は
高温環境下での

・体内の水分や塩分のバランスが崩れたり
 体内の調整機能が破綻するなどして発症する障害の総称

・死に至る可能性のある病態

です。

 

ふだんは、暑くなると

[deco_bg image=”woodframe1″ width=”400″]自律神経の命令で末梢血管が拡張

皮膚に血流が増える

皮膚が熱くなる

熱が外気に放散・体温を下げる[/deco_bg]

また、

[deco_bg image=”woodframe1″ width=”400″]汗をかく

汗が蒸発

体温が下がる[/deco_bg]

というふうにして体温を調節しています。

 

これがうまくいかなくなって体に熱がこもり、
体温が異常に上昇して起こる病態の総称を熱中症といいます。

 

梅雨や夏場など

[deco_bg image=”marker-y” width=”400″]・気温が高い
・湿度が高い(気温が低くても注意!)
・風が弱い
・急に暑くなった[/deco_bg]

などの環境にいると
発汗や皮膚温度での体温の調整ができにくくなり
熱中症を起こす危険性が高まります。

 

特に高齢者は若いときに比べて体内の水分量が少なく、
水分や塩分の摂取に重要な食事量も低下しがちで
脱水傾向にある人がほとんど

発汗による体温調整ができにくくなっていますし、
普段より多く汗をかくこと自体でさえ脱水症を強める原因となります。

脱水がベースにあると、熱中症を起こすリスクが格段に上がりますよね。

 

さらに、高齢者には熱中症を起こしやすい特徴があります。

[deco_bg image=”marker-y” width=”420″]・体内の水分がもともと少なくなっている

・暑さやのどの渇きなどを感じにくくなっている

・暑さに対する体温調節機能が低下している

・頑固で昔からの習慣に固執しがち

・迷惑をかけたくないと無理をする[/deco_bg]

…どうでしょうか、思い当たるところはありませんか?
(うちの義父は全部当てはまります)

 

※関連記事:

熱中症対策用のスポーツドリンクの味が苦手!何を飲めば予防できる?

脱水症状を疑う兆候は?
→ ノロウイルスの治療で下痢止めの服薬はOK?お腹にいい食べ物は何?

 

また、

・高血圧
・糖尿病
・心臓の持病
・腎臓の持病

があるとさらに脱水症を起こしやすくなります。

 

熱中症予防のチェック項目は?

 

熱中症患者の約半数は65歳以上の高齢者です。
高齢者ならではの特徴に注意しましょう。

こんな兆候はありませんか?

[deco_bg image=”marker-y” width=”420″]・体がべたべたしていないか
(汗をかいていないつもりでもべたついている)

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・なんとなくだるい、食欲がない

・ふらふらする・めまいや立ちくらみがある

・足がつる・頭痛がする

・顔が熱っぽい[/deco_bg]

 

また、下記のようなときは
ふだん以上に
脱水からの熱中症につながりやすいので注意しましょう。

[deco_bg image=”marker-y” width=”400″]・大量の汗をかいた

・下痢・嘔吐

・風邪・手術やケガの後

・精神的なショックがあった後

・生活環境が変わった後[/deco_bg]

精神的なショックやストレスは
直接影響するわけではありませんが、

食事量や水分をとる量が減ることにより
間接的に脱水・熱中症のリスクを高めます。

 

熱中症を疑うサインは?

 

熱中症は屋外だけではなく室内でも発生します。

高齢者は体感が全般的に鈍ってきています。

体調不良も自覚しにくくなりますので、
客観的サインで見分ける方法を使いましょう。

 

[deco_bg image=”marker-y” width=”550″]・爪を押した後、色が白色からピンク色に戻るまで3秒以上かかる

・手の甲をつまみあげた後、皮膚が戻らず「富士山」ができる
(富士山サイン、ハンカチーフサイン)

・口の中が乾燥している

・舌が白いものに覆われている

・舌の赤みが強い

・舌の表面に亀裂がある

・皮膚に張りがない

・手足が冷たくなっている

・おしっこの量・回数が減っている

・おしっこの色が濃くなっている

・脈が速い(1分120回以上)

・体温が37度以上

・こむら返りなど、体のどこかがつる[/deco_bg]

 

同居している、日常的に会う場合は
直接チェックすることができますし、

離れて暮らしている場合でも
上のようなチェック項目なら
ひとつひとつ聞いて様子を伺うことができますよね。

定期的に連絡をして尋ねてみましょう。

 

また、連絡をした際には

・応答が曖昧ではないか

・質問への答えがあやふやではないか

・無意味にうっとうしがっていないか

にも気をつけてみて下さい。

 

「どうもいつもよりいいかげんな応答だ」というときは
熱中症や、他の病気の前兆である
意識レベルの低下を起こしている場合があります。

 

また、高齢者の熱中症患者に多いのが
庭の手入れや農作業中の発症です。

農作業をする人向けに
農林水産省がチェックシートを配布していますので
参考になさってみて下さい。

(外部リンク)
>>> 農林水産省/農作業安全対策 <<<

上記ページにある「農作業安全研修資料等」→「熱中症」から

「24年度『熱中症予防声かけプロジェクト』との共同制作チラシ(熱中症予防チェックシート)(PDF:940KB)」

がダウンロードできるようになっています。

 

まとめ

 

うちの義父もそうなのですが
高齢者は、夜間の頻尿を気にして
寝る前の水分を控える人がほんとうに多いです。

「そんなん言わんと飲まなあかんで」
と叱っていた夫自身も
自分がだんだんトイレが近くなってくると

「水分とりたくない気持ちがわかるわー」

と言います。

 

でも夏場は特に心配ですよね。

そういう人には経口補水液もいいかもしれません。
塩分と糖分のバランスがいいので体への吸収が速いし、
成分バランスの関係で尿になることが少ないので、
飲んだからトイレが近くなるという心配がありません。

特に徐々に口に含めるゼリータイプの経口補水液

「一日にこれだけとらなければいけない」

という量がはっきりしていますし、
飲み込みが下手になってきた人でも摂取しやすいです。

(ただし、高血圧や糖尿病、
心臓・腎臓などに持病のある方は必ず主治医に相談なさって下さい

 

熱中症のベースになる脱水症を予防することで
暑い夏を乗り切っていきましょう。

 

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