夏にどうも体が重くてポチャポチャする感じってありませんか?
太ったのかな?って思うけれど、暑くて食欲がないので太るはずがない・・・
もしかしてこれが水太り?!
水太りって、水の飲み過ぎが原因なのでしょうか。
水はカロリーがないから太らないはずですよね?
夏は暑くて、どうしても冷たいものを飲んでしまうけれど
水分はあまり摂らない方がいいのでしょうか?
でも熱中症や脱水症状を防ぐために水分は必要。判断が難しいですね。
今回は水太りの解消法と原因、脂肪太りとの見極め方についてご紹介します。
水太りを解消する食べ物は
水太りを解消する方法として食べるものをチェックしてみましょう。
カリウムを含む食材、利尿作用がある食材、体を温める食材を紹介します。
[su_box title=”カリウムを含む食材” box_color=”#d8fdb7″ title_color=”#4a4748″]
健康法でよく話題になるのが塩分とカリウムのバランスです。
塩分(ナトリウム)は水分を保つ作用があるので、
摂取し過ぎると体に余分な水分を蓄えてしまうことになります。
水分が多すぎても不足しても、体はむくみます。
ナトリウムと反対の作用があって、
体内の水分バランスを取ってくれるカリウムを含む食材を挙げておきます。
- 野菜: パセリ、ほうれん草、アボガド、エリンギ、さつまいもなど
- 魚類: タイ、カツオなど
- 果物: バナナ、夏みかんなどの柑橘類、メロン、干しブドウ、スイカなど
- 海藻: こんぶ、わかめなど
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[su_box title=”利尿作用がある食材” box_color=”#d8fdb7″ title_color=”#4a4748″]
水分の停滞を解消するためには、ジャンジャン出す!
利尿作用がある食材も摂るようにしましょう。
- とうもろこし
- 小豆(あずき)
- 大豆(だいず)
- 冬瓜(とうがん)
- ハトムギ
- セロリ
などの食材で水分代謝を高めましょう。
[su_label type=”warning”]プチ知識[/su_label]「冬の瓜」と書くのに冬瓜は夏が旬の食材です。
薄味でとろみをつけて炊いたり、鶏ミンチであんかけにしてもおいしいですね^^
あんかけに、後で述べる生姜を入れると一石二鳥!
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[su_box title=”体を温める食材” box_color=”#d8fdb7″ title_color=”#4a4748″]
体を冷やすと余分な水分が排出されにくくなります。
水太りやむくみを解消したいときは体を温めるのが効果的です。
体を温める食材としては、生姜の働きは高いです。
ダイエットでも紹介される生姜紅茶は、むくみ解消にも人気です。
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夏の水太りの原因は
そもそも夏の水太りの原因は何なのでしょうか。
二大要因は、塩分の摂りすぎと運動不足です。
運動不足や冷房、冷たいものの摂りすぎによる体の冷えも影響します。
ひとつずつ解説しますね。
水太りの原因の一つは、塩分の摂りすぎです。
血液中の塩分濃度が高くなると、体はその塩分を大量の水で薄めようとします。
「血液中の塩分濃度を薄めなければ!」
と体が判断して、大量の水分を欲するようになるんですね。
欲して吸収した水分のうち、余分な水分は血管から周囲の細胞へと排出されます。
その結果、体がむくんでいくという状況が生まれます。
だからと言って、病人食のような塩分控えめにしなくてもいいのです。
「むくみ」で若い女性が悩むのは、
スナック菓子、カップラーメンなどのジャンクフードに
甘いジュースというような組み合わせで摂取することが多いからです。
また、運動不足も水太りの原因になります。
筋肉を使うのが血液やリンパの流れを良くするのに一番効果的だからです。
ただ、サラリーマンやOLさん、子育て中の主婦の方など
生活の中で運動を習慣化しづらい人もいらっしゃいますよね。
もしあなたがそうなら、
リンパマッサージやふくらはぎのマッサージ、入浴などでも充分に補えます。
リンパの流れを良くして、身体のポンプ作用、循環作用を整えましょう。
水分の過剰摂取は体を冷やす原因にもなりますし、
腎臓機能を低下させて腎臓病にもつながります。
漢方を用いる療法では、水毒と呼ばれる状態です。
[su_label type=”important”]チェック![/su_label]
むくみがとても強い場合は、膝の下10センチくらいのすねの部分(骨のところ)を
数秒ぎゅーっと押してみてください。
皮膚がへこみますよね。
そのへこみがなかなか戻らないほどむくみがひどいとか、
むくみがだんだん悪化している場合は要注意です。
単なる水太り・夏太りでなく、何か病気が隠れている可能性もあるので
病院で検査してもらってくださいね。
脂肪太りと水太りの違いをチェックする方法
「体が重いな、太ったかな?」と思ったときに、
食べ過ぎで太った脂肪太りなのか、
むくみがちな水太りなのか?の区別をつけたいですよね。
脂肪太りと水太りのチェック項目をあげておきます。
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【カロリーに要注意の脂肪太り】
- 身体にメリハリがない
- 食事をよく噛まず、早食いしてしまう
- 体脂肪率が高い(30%以上)
- 膝小僧に肉がのっている
- コブシを握ったり力んでも筋肉の筋が見えない
- 太ももなど、脚の肉をたっぷりとつまめる
- ニキビに悩まされることが多い
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【足のむくみが気になる水太り】
- まぶたが腫れている
- 靴下や下着の痕が戻りにくい
(ゴムや締め付けのきついものでなくても痕が残るのが目安になります) - 太ももやふくらはぎを押すと戻りが悪い
- 夕方になると靴がきつい
- 手足が冷たい
- トイレの回数が極端に多い、または極端に少ない
- 味が濃いものを好んで食べる
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まとめ
モデルさんの真似をして水を飲みすぎるのも、場合によっては体調を崩す要因になります。
その他の生活習慣が同じではないからです。
水の健康法も万能ではありません。
特に夏場に冷えたものをたくさん飲むと、内臓を冷やす原因にもなります。
むくみを感じたら病気の可能性もあることを頭の片隅に置いておいてくださいね。