来年、小学校入学を迎えるお子さんをお持ちのお父さん、お母さんたちはそろそろ入学準備のことが気になる時期ですね。
特にランドセルについては人気のブランドやカラーは早々に売り切れてしまうので、お目当てのランドセルがある場合はお早目の購入がよいかもしれません。
今回は機能だけではなくファッション性も気にしたい女の子のランドセルについてご紹介します。
女の子に人気のランドセルの色は?
ランドセル素材で知られるクラレのアンケート調査によると、ランドセルを選ぶポイントで最も重要視されるのはその重さで、以下カラー、機能、価格が購入決定のポイントとなるそうです。
ここ十数年で各メーカーが出すランドセルのバリエーションの多さには目を見張るものがありますが、
その選択肢の多さに
「どれを選んでいいのかわからない」
という親御さんも多いかと思います。
特に色については、6年間と長期使用するものだと考えると、入学前の幼いお子さんの希望だけでは決められないですよね。
ランドセルのメーカー各社の傾向をみると、ここ数年の女の子のランドセルの人気カラーは以下のとおり。
[su_list icon=”icon: leaf” icon_color=”#bcdb99″ indent=”15″]- ピンク系
- ラベンダーカラー
- ブラウン系
最近では本体のブラウン系(チョコカラー)に縁取りがベビーピンクといった2色使いも大人気。全体的には原色よりも少しトーンを落とした色合いが主流となっています。
これは最近の世間一般的な流行色の影響もあるかと思いますが、
[su_list icon=”icon: leaf” icon_color=”#bcdb99″ indent=”15″]- 原色だとすぐに飽きるかもしれない
- あまりに目立つランドセルだと子どもが悪目立ちしてしまうかもしれない
・・・という親御さんの心配からではないでしょうか。
長期的に毎日使うランドセルは、どちらかと言えば目に優しい色使いで、縁取りや刺繍などのポイントで個性を出した方がいいかもしれませんね。
ランドセルカバーは手作りもできる
多くの自治体では新一年生に黄色いランドセルカバーを配布します。
これは交通ルールをまだよく身についていない子どもたちを交通事故から守るためです。
新一年生はまだ身長が低いので、黄色いランドセルカバーで目立たせて、車を運転している人に気づいてもらうという意味もあります。
最近では新1年生ではなくてもランドセルカバーをつける子も増えていて、各ランドセルメーカーからもさまざまなタイプのものが出ています。
[su_list icon=”icon: leaf” icon_color=”#bcdb99″ indent=”15″]- クリアタイプ
- 柄物タイプ
このタイプのランドセルカバーをつける目的は、黄色いランドセルカバーのそれとは異なります。
[su_list icon=”icon: leaf” icon_color=”#bcdb99″ indent=”15″]- 雨や汚れからランドセルを守る
- 気に入った柄を選んで気分転換
ご存じのように、ランドセルは一度雨に濡れるとなかなか乾きにくい素材ですので、カバーをして少しでも濡れることを防止すればランドセルの傷みもかなり軽減されます。
また、6年間同じ色、柄を使っているとどんなにお気に入りのランドセルでも飽きてしまうので、違う色や模様のランドセルカバーで気分を変えて、子どもたちに楽しく登校してもらうことができます。
ランドセルカバーは手作りもできる
市販のものではお気に入りのものが見つからない、という親御さんの中には手作りされる方も増えていて、作り方や型紙を公開しているホームページやブログもよく見られます。
お母さんの手作りした世界にひとつしかないランドセルカバーは、お子さんにとっても非常に嬉しいもの。大切にしたい気持ちも高まるでしょう。
「ぜひ!」とおすすめしたいところですが・・・
防水のためのカバーですので、素材はビニール製かラミネートコーティングされた布を使います。そのため、ミシンで縫うのは普通の布よりも少しコツが要りますし、針や糸をそれ専用に変えないと、きれいに仕上がらない場合もあります。
せっかくの手作りですので、材料をそろえる際には手芸品店のスタッフさんによくお聞きになってみてくださいね。
ランドセルの内側の汚れはどうする?
ランドセルは長く使うものですから、できるだけ汚れをつけずにきれいに使いたいもの。
ですが、毎日こどもたちが使っていく中ではどうしてもランドセルの外側も内側も汚れてしまいます。
意外なことかもしれませんが、ランドセルは外側よりも内側も汚れが目立ちやすいと言われます。
内側は、中に入れたものが見つけやすいように、生成りや薄いベージュなどの色を使っているからです。
大抵の汚れは皮革用のクリーナで落とせますので、こまめにお掃除すれば汚れはすぐ簡単にきれいになります。
お子さんが小さい時は親御さんと一緒に、お子さんが大きくなったらご自分で、週に一度でもランドセルの内側、外側の掃除をすれば最後まできれいに気持ちよく使うことができますし、お子様も物を手入れして大切に使うことの意義を理解できるようになるのではないでしょうか。
ランドセル業界の中でも汚れや傷が目立たない素材や色を内側に取り入れる動きが出ているようですので、購入する際にお店の方に尋ねてみてもいいかもしれません。
まとめ
ランドセルは6年間のお子様の小学校生活を守るためにとても重要なものです。
お子さんだけではなく、ご両親も満足できるランドセルを購入して、卒業の日まで楽しく気持ちよく使えるよう家族でケアしながら大切に使いたいですね。