引越し歴11回って多いのでしょうか。
私は転勤族の家庭に育ち、実家を出てから一人暮らしで5回、結婚してからも1回、引っ越しています。
そんな私からすると、引越し屋さんの決め方や相場を全然知らない人がいてビックリすることがあります。
でも、誰にでも「初めて」ってあります。私にもありました。
初めてだと、わからないことだらけですよね。
そんなあなたに向けて、この記事では、引っ越し費用の相場と引越し屋さんの決め方をお伝えします。
引っ越し料金の相場ってどうすればわかる?
引っ越しってだいたいいくらくらいかかるのかな?
って不安になりますよね。
5万くらい?
もしかして15万とかかかっちゃう?!
私も「相場」って、あってないようなモノだと思ってました。
実は引越しの料金には国土交通省が定めた基準があるんですよ~。
それぞれについて簡単に説明しますね。
【1】基準運賃
基本運賃は使用車両の最大積載量と
運送時間又は運送距離による運賃のことを指します。
つまり、
・トラックの大きさ
・かかる時間または距離
の二つから決まるものを基本運賃といいます。
時間制か距離制かは
「引っ越しの距離が100km以内」→ 時間制
「引っ越しの距離が100kmを超える」→ 距離制
と定められています。
引用URL:近畿運輸局
【2】料金
休日、深夜・早朝割増等の加算料金
【3】実費
荷役・荷造作業料、諸資材(段ボール代等)、有料道路料金等
【4】付帯サービス料
エアコン取付・取外、家具の防虫、不用品の処理等
以上、1~4のように国土交通省の基準をもとに
各業者が定めた料金プランがあり、
加えて季節や曜日等によって価格が上下するわけです。
私の荷物の量と引っ越し先(距離)ならいくら?
引っ越しのように大がかりなものだと
大金が動くし、損をしたくないので
だいたいの費用を知りたいですよね。
「荷物の量はダンボール箱20箱くらいですが
引っ越し費用はいくらくらいでしょうか」
などと書き込まれる相談をよく目にします。
ですが、
[deco_bg image=”marker-y” width=”450″]・そのダンボール箱がどれくらいの大きさなのか・どんな家電や家具がいくつあるのか
・物干し竿や自転車など家の外にどれくらいの荷物があるのか
・付帯サービスを使うのか[/deco_bg]
などで引っ越し費用はまったく変わります。
荷物の量によってトラックの大きさと必要人員数がわかり、
料金が決まるんでしたよね。
ですから引っ越し屋さんに見積もりに来てもらわないとわかりません。
荷造りをしておらず、普通に生活している状態でかまいません。
見積もりに来てもらえばその場でおおよその金額がわかります。
(この技術は毎回すごいなーと思います^^;)
また、距離ですが、
同一地方内の場合はだいたい100km以内で済みますので時間制運賃が採用されます。
100kmを超えれば距離制運賃で計算します。
※オンライン地図で距離確認をしてみてください。
ルート検索 – MapFan(マップファン)
引っ越し屋さんってどうやって決めればいい?
引越し屋さんの決め手は、
まず第一に価格よりも
です。
少なくとも見積もりに来た人に
好感が持てない場合は私はやめますね。
あなたが信頼して自分の荷物を任せられるかどうか。
ここを大事にされたほうがいいかなと思います。
見積もりに来るのは営業担当の人なので
その人が荷物を運ぶわけではないけれど
(たまに現場と営業の両方を担当しているという人もいる)
少なくとも会社を代表して来ているんです。
見積もりや価格説明などがクリアじゃなかったら
ちょっと考えたほうがいいかも。
あなたが「ここに任せてもいいかな?」と思えたら
あとは価格で決めれば良いのです。
価格は業者によって数万円の開きが出ることがあります。
もともと高めの業者もあれば、
付帯サービスの価格差が大きくてそれが影響する場合、
また
・会社独自のキャンペーン時期
・あなたの希望日に空きがあるかどうか
などによっても変わるので、一概には言えません。
(価格交渉のコツ等は別記事で書きますよ!)
まとめ
経験がないと事情がわからなくて戸惑いますよね。
思っていたより高い金額を提示されたら
運輸局の基準に照らし合わせてみてください。
あとは他の要素を変えることで節約できる場合もあります。
その場での交渉で安くすることも可能(ある程度・・・ね!)。
まずは引っ越し料金の基準や
引っ越し費用をどうやって算出するかを知っておいてください。