プレッシャーがすごいんです! ママ友から、義理の両親から・・・。
夫は頼りにならないし、どう選んだらいいのかしら? 娘のランドセル!
まだ年長さんなのに、周囲から早くもランドセル購入の圧力がすごくって。
「コードバンじゃないと・・・」「クラリーノが・・・」 なんて言われても、イマイチ、ピンとこない。
それに娘は同い年の中でも小柄だから、あまり重くてもかわいそう。
誰かランドセル選びのヒントをください!
ランドセルはA4ファイル対応が必要か?
ランドセル選ぶ際のポイントを一緒に見ていきましょう。
まずは大きさ。
学校で配られたものがきちんとランドセルに入らないと 子どもの手荷物が増えてしまいます。
ポイントは 「A4フラットファイルに対応しているかどうか」です。
昔と違って、教科書がA4サイズになり、副教材やプリントも多くがA4サイズです。
そうすると A4のプリントより一回り大きいフラットファイルが入らないと あまり意味がありません。
つまり「A4プリントに対応している」ではなく 「A4フラットファイルに対応している」ことが大切です。
プリントをそのままランドセルに入れたり、もしくは折って入れたりしていると、ランドセルの中が散らかってすごいことになってしまいます。ファイルやホルダーがあればプリントの枚数が増えても大丈夫。
A4フラットファイルに対応したランドセルであれば、そのファイルごとすっぽりランドセルに入るので ランドセルの中の整理整頓もバッチリです。
子どもたちが持ち歩くものは、結構あります。
教科書やファイルなどはランドセルにしっかり入った方が、手荷物を減らしてあげることができます。
ランドセルの重さ、教科書も計算に入れて!
次に重さを考えましょう。
ランドセルを開けてみると・・・実にいろいろなものが入っています。
教科書、漢字ドリル、計算ドリル、ノートはもちろん、筆箱、連絡帳、配布プリントなどなど。
(ときにはお母さんに渡せなかったテストも・・・?!)
まだ小さな体には、かなりの重さです。
ランドセルだけではありません。
体操服や書道セット、ピアニカにリコーダー、絵の具など 、授業によってはサブバックも持ち歩くことになります。
両手いっぱいに荷物を抱えて歩くことを考えると、ランドセルはなるべく軽いほうがいいですよね。
また、フィット感も大切です。
ランドセルと背中の間になるべく隙間がないものを選びましょう。
そうすると背中全体でランドセルをかつぐことができるので、同じ重さでもずいぶん楽になります。
たくさんの教科書を入れるランドセル、なるべく軽量のものを選んだ方が良いですね。
ランドセルの重さは素材の違いも大
3つめに考えるのは、ランドセルの素材。
ランドセルの素材には 「コードバン」「牛革」「クラリーノ」があります。
コードバンと牛革は天然皮革で、クラリーノは人工皮革。
素材の違いは重さの違いに現れています。
同サイズのランドセルでも
- クラリーノ : 900~1100g
- 牛革 : 950~1300g
- コードバン : 990~1400g
と、重さにだいぶ違いがあります。
クラリーノの軽いものが900グラム、コードバンの重いもの1400グラムと比べると、
なんと500グラムも違ってきますね。
コードバン(馬のお尻の革)は、高品質の素材です。
1頭の馬から、ランドセルのかぶせ2枚分しか取れず、「革の宝石」とも。品質がよく長持ちし、使えば使うほど、味わいが増してくるでしょう。
ただ重いのが難点なのと値段がやはり高価です。
牛革も高級感のある素材です。
丈夫で水にも比較的強いですが、やはり重く値段も高い。
クラリーノは 軽量で、型崩れぜず、またお手入れも簡単で、値段もかなり経済的。
さらに加工のしやすさから、カラーが豊富でデザイン性も高いです。
丈夫さ高級感という点では天然皮革には劣りますが、多くのメリットを持つクラリーノの魅力は高く 現在、ランドセルの定番になっています。
天然皮革と人工皮革。
どちらもそれぞれ魅力がありますが、コートバンや牛革などの天然皮革は、小柄な子にはかなり重く感じるかもしれません。
小柄な女の子の使いやすさという点では、クラリーノに軍配が上がるのではないでしょうか。
まとめ
なるほど!
- A4フラットファイル対応のランドセル
- なるべく軽量で、背中にフィットするもの
- 使いやすさを優先するとクラリーノ
ってことのなのね! じゃあ、早速、お義父さん、お義母さんに電話してみるわ!
うまいこと言いくるめて・・・ いえ、娘にとって一番いいランドセルを一緒に買い行きますね!