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敬老の日のプレゼントは何歳から贈る?由来と意味は?嫁はどうする?

9月21日は敬老の日。
高齢者に感謝し、その長寿をお祝いする日です。

この敬老の日の主役である高齢者は何歳ぐらいからの人のことでしょうか?

せっかくお祝いしたのに、お祝いした人から「年寄りあつかいされた!」と
不愉快に思われてしまう場合もありますよね。

今回は「敬老の日のお祝いはいつから?」と悩む人のために、
敬老の日のあれこれについてご紹介します。

敬老の日のプレゼントは何歳からあげる?

 

敬老の日のお祝いの対象年齢は、はっきりとは決まっていません。

昭和の時代は例えば60代以降の方は「自分は高齢者」と認識されている方が多く、
「おじいちゃん、おばあちゃん」と呼ばれても違和感なく受け止められていましたよね。

でも今の60代は違います。
見た目も考え方も数十年前の60代の方よりはかなり若く、
元気に働いていらっしゃる方も多いので、
お孫さん以外の人から「おじいちゃん、おばあちゃん」あつかいされると
むっとしてしまう方がほとんどではないでしょうか。

企業の中には60歳定年制を65歳定年制に引き上げているところも増えています。
つまり社会全体として、65歳まではまだまだ現役で活躍できる、
という流れになりつつあるのです。

敬老の日のお祝いを用意するのは
お相手が65歳を過ぎたころからにした方が無難ではないでしょうか。

 

敬老の日の由来と意味を知ろう

 

1965年に法律で9月15日を

「多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う日」

とすることが定められました。

 

その後、国民の祝日の一部を 従来の日付から特定の月曜日に変更するという
ハッピーマンデー制度により、敬老の日は9月の第3月曜日となったのです。

この時期になると各地では高齢者対象のイベントが行われ、
さまざまな業界で「敬老のお祝いにふさわしい商品」を大々的に売り出します。

 

動画:敬老の日お祝い品、ご参考ください!

[su_youtube url=”https://youtu.be/dzwSUayzHnQ “]

 

そもそもなぜ9月15日が敬老の日となったのか、その由来については諸説あります。

聖徳太子が今の高齢者施設のような機能をもつ「悲田院」を設置したのが
9月15日であったという説が有名ですが、
一番信憑性が高いのは1954年頃に兵庫県多可郡野間谷村の人々が
農閑期の9月15日を「としよりの日」として老人を敬う行事を行っていたのが
兵庫県全域での行事となり、さらにそれが全国に広まっていったという説です。

日付は変わっても、由来はさまざまでも、
「高齢者を敬い、さらなる長寿を願う日」であることは変わりありませんね。

 

敬老の日 嫁はどうする?

 

さて、結婚されて義理のお父さん、お母さんができたお嫁さんにとって、
「敬老の日」のお祝いは大切なイベントでしょう。

でも先ほど述べたとおり、今の60代以降の方々は元気いっぱいの方々が多いでしょうし、
世間一般的には高齢者と自覚されていても
義理の娘であるお嫁さんからお年寄りあつかいされると
複雑な心境になってしまう方もいらっしゃいます。

またどんな家庭内行事でも一度始めてしまうと次の年以降も続けないと
「昨年は行ったのにどうして今年はないの・・・?」と思われてしまいますので、
「お祝い行事」を始めるタイミングはよく考えた方がよいでしょう。

いろいろな誤解や気持ちの行き違いを避けるためにも、
「敬老の日のお祝い」は「おじいちゃん、おばあちゃん」と呼んでくれるお子さん、
つまり義理両親にとってのお孫さんができてからにしてはいかがでしょうか。

お孫さんからお祝いされて喜ばない方はいらっしゃらないでしょうし、
「祖父母」を敬う気持ちを形にするのですから、不愉快に感じられることもないはずです。

 

周囲はお祝いしているのに、自分たちだけ何もしないのは気になる・・・という方は、
祝日でお仕事もお休みでしょうし、
特に2015年は23日の秋分の日と重なってシルバーウィークという大型連休になりますので、
旅行やお食事会にご両親をお誘いしてみましょう。

「敬老のお祝い」ではなくて、「長年頑張ってきたことへの感謝の気持ちを伝える日」として
ご両親を労わってください。

 

まとめ

 

最近、病院や公共施設では「お年寄り」や「老人」という言葉は極力使わないそうです。
年齢に負けずにいきいきとがんばっていらっしゃる方が多くなっているのに、
60代以降というだけで「老人」あつかいするのは確かに失礼ですよね。
「敬老」という言葉で、お祝いされたくないと思っていらっしゃる方もいることでしょう。

時代の流れに合わせて、祝う方祝われる方も自分たちの認識を
「長年社会に貢献してきた人を敬い、これからの健康と活躍を願うのが敬老の日」
と変えていかなければいけないかもしれませんね。