今春に卒園されるお子様をお持ちのお母様方、卒園式での服装はもうお決まりですか?
フォーマルスーツを選択された方は、スーツに合わせた靴やバッグ、アクセサリーもコーディネイトしないといけませんね。
“お祝いの場”にふさわしい装いをするには、どのようなアクセサリーを選択するかも重要です。
卒園式でよく見られるアクセサリーといえばコサージュ。でもコサージュは卒園式や入学式以外ではあまり使わないから、わざわざ買うのはもったいないかも・・・と悩んでいる方も多いでしょう。
この記事では、卒園式に着けるアクセサリーを迷っていらっしゃるお母様方に、卒園式にふさわしいコサージュ以外のアクセサリーについてご紹介します。
卒園式でコサージュは着けなくてもいい?
本来コサージュはお祝いの席での服装を引き立たせるためのもので、
自分の“お祝いの気持ち”を盛装することによって表現したい時に
身につける装飾品の一つです。
コサージュを胸元につけるだけで、
シンプルなフォーマルスーツが華やかなものになりますし、
顔下にボリュームを持たせることで小顔効果も期待できます。
お値段についても、大きくてゴージャスなコサージュでも
高くて数千円とお求めやすい価格ですので、
卒園式や入学式でのアクセサリーとして人気が高いのも当然です。
あまりに人気が高く、たくさんの方がつけていらっしゃるので、
「卒園式や入学式でコサージュをつけないのはおかしい?」
と思ってしまう方もいらっしゃるかもしれませんね。
先ほども述べたとおり、
コサージュはお祝いの場の装いを引き立てるアクセサリーの一つです。
コサージュをつけないと周囲からおかしいと思われるのでは・・・という理由で
「似合わないのに・・・」
「今しか使わないものを買いたくないのに・・・」
と思いながらコサージュを買ったりつけたりする必要はありません。
しかし、卒園式のようなフォーマルな儀式では、その場に合った盛装が求められます。
スーツだけでは少しさみしいかも・・・と気になる方は、別のアクセサリーで「きちんと感」を出しましょう。
卒園式のママのネックレスはゴールド?パール?
フォーマルな場所でのアクセサリーにはいくつかマナーがあります。
卒園式において守りたいアクセサリーのマナーとしては、
- 昼の時間帯に行われるものなので光りものはつけない
- 卒園式はお祝いの場であると同時に“お別れの場”でもあるので
あまり派手なものは避ける
ということです。
「昼には光りものを身につけない」というのは、
フォーマルな場でつけるアクセサリーの一般的なマナーです。
ダイヤモンドなどの宝石類やラインストーン、きらきら光るゴールド類を
お昼のフォーマルな席につけていくと、
マナーを知らないと思われてしまいますのでご注意くださいね。
また「卒園式にあまり派手な装いは避ける」ということも忘れてはならないマナーです。
卒園式は、お子様たちが健やかに成長して卒園することをお祝いする日であり、
園の先生や一緒に過ごしてくれたお友達に感謝するとともに、お別れをする日でもあります。
ご両親にとっても大変晴れがましい日ではありますが、
主役はあくまでも卒園するお子様たちです。
大振りで派手なアクセサリーをつけてご自身が目立ってしまうと、
周囲の人から顰蹙(ひんしゅく)を買ってしまいます。
そのあたりの加減や程度については地域差や年代差がありますので、
周囲のお母様方や同じように卒園式に出席されるお母様方から
情報を集めるのもいいかもしれませんね。
以上のようなことを考慮すると、卒園式につけるアクセサリーで最も無難なのは、エレガントな印象を与えてくれるパールのネックレスでしょう。
パールのネックレスはほどよい光沢でお顔周りを明るくしてくれますし、
派手すぎず、年齢に関係なく好まれるアクセサリーですので、
卒園式のようなフォーマルかつ上品な華やかさを求められる場にはぴったりです。
卒園式のパールネックレスは2連?
パールのネックレスにもいろいろなタイプがあります。
基本的には、着用されるフォーマルスーツに合ってさえいれば、好みで選んで大丈夫です。
ただ、一粒一粒の玉が大きい2連のネックレスは、首周りだけが強調されてしまいますので、2連のものをつけたい場合は小ぶりの玉のものを選びましょう。
一連のものではちょっとさびしい・・・と思われる方は、イヤリングやピアスとのセットでお使いになることをおすすめします。
またお腹のあたりまでくるロングネックレスは
フォーマルなスーツ姿にはあまり似合いませんし、
つけ方によっては、だらしない雰囲気になってしまいますので避けた方がよいですね。
スーツ姿を引き立たせるボリュームとバランスを考えながら、上手にパールを使ってください。
まとめ
お子様の晴れの日ですから、お母様も当日のおしゃれには気合いが入りますね。
お祝いの席なので華やかな雰囲気を出したいところですが、
ご自身が主役ではないことを忘れないようにしましょう。
“華やか”と“派手”を取り違えないように気をつけてコーディネイトすれば、
コサージュを選んでも他のアクセサリーを選んでも
“卒園式ににふさわしい装い”になるはずです。
そのお子様の卒園式は一生に一回のものですし、
記念撮影の写真などでその日の姿は長く残るものですので、
後悔の残らないコーディネイトを心がけてくださいね。