「ママ、たなばたのうたの『ささのはさーらさらー』って何?」
と聞かれて困っていらっしゃいますよね、お母~さん。
でも、お子さんに語りかけるのは大事です。
まだお子さんが2歳くらいなら、理解させようとするよりも、ママがやさしく話してくれたことが印象に残ればいいと思います。
記憶以上のものが届きますよ、きっと。
あっ、急げ♪急げ♪ こうしてる場合じゃないですね。
お子さんがママの答えを待っているから、意味をたしかめてちゃってください。
七夕の歌詞で「笹の葉さらさら」とは?
保育園からは、もう短冊のついた笹は持って帰ってますか?
それなら、笹を揺らしてみてください。音がなりますよね。
「ほーら」「どんなおとがする?」
「さ~らさら、だよね」
やさしく、やさーしく、ママは笑ってあげてくださいね。
持って帰ってきていない場合は、折り紙なんかで、やってみましょうか?
さらさらって、音がするくらいの枚数を手にして、そのあと、歌のお姉さんみたいに歌ってあげてください。
[su_label type=”warning”]ひとこと[/su_label]笹の葉が風で揺れてる。あっ「さらさら」って、いいなぁ。
そこに歌人は心を奪われて歌を作りはじめたのかもしれませんね。
日本語のすごいところですよね。「さらさら」としか表現できないですよね、あの感じは。
言葉で、そう聞こえるわけではないのに。
七夕の歌詞の意味「のきば」って?
七夕の歌はまだまだ続きます。今度は「のきば」!
さぁ、たいへん!どうやって、説明しましょう。
「のき‐さき【軒先】」という言い方がありますよね。
小さいお子さんにも、むずかしいけど、若いママも見なくなりましたよね。
おじいちゃん、おばあちゃんの家も、「のきば」はないかなぁ。
検索で写真をさがしましょう。
例えばこんなの。
もっといいのがあれば、ママが見つけた写真を見せてあげてください。
「むかしのお家(うち)よ。こんなだったの」
「ちょっと、お屋根がつき出てるの」
「ここに、笹を飾ってたのよ」
と話すママを、お子さんは見ていたいんです。うん。きっと。
[su_label type=”warning”]ひとこと[/su_label]
七夕は、それぞれの家庭でお祭りするというか、祝うものだったらしいです。
「のきば」に飾ってたんですね。深い意味もあるんでしょうね。
今は、保育園、幼稚園の行事ですもんね。
七夕の歌詞にある「金銀砂子(きんぎんすなご)」の意味は?
さて次の難関は「すなご」です。
すなご【砂子】は、辞書のとおりだと、「金銀の箔を細かい粉にしたもの」です。
はく【箔】は、「金属をごく薄く打ち延ばしたもの」です。
金箔・銀箔・錫箔って、聞いたこと、ありますか?
それを「お星さまきらきら」の様子にたとえたんでしょうね。
これも昔の人らしい表現ですね。
お子さんにわかってもらうには、見てわかる方法がいいですかね。
金色の色紙を小さく切って、黒い画用紙の上とかに乗せて、
「お星さまきらきら」「金箔・銀箔」「砂子」に見立てますか!
[su_label type=”warning”]ひとこと[/su_label]「すなご」は天の川の両岸の砂を表してると言う説もあります。
大人のママ友だちに話す時は、きちんと調べてからにしてくださいね。
まとめ
あっ、そうそう、この七夕の歌のほんとうの題名、知ってました?
「たなばたさま」って、「さま」がつくんですね。
おてんとうさま、おひさまという言い方もありますよね。
「七夕祭り」だから、おごそかな感じだったのでしょうか。
子どもの歌として作ったんだったら、女性(お母さん)文化で、子どもと話すときに何にでも「さま」をつける感じですかね。
質問攻めにあったママもたいへんでしたね。お疲れさまでした。