酷暑の中、屋外駐車場に置かれた車に乗ることほど つらいことはないでしょう。
ハンドルもダッシュボードも、やけどしそうな熱さ!
エアコンもなかなか効かず、汗ダラダラになってしまう。
あっという間に車内を冷やしてくれる方法はないのでしょうか?
夏の車内温度を下げる 冷やすには?
アッチアチになった夏の車内!
車内温度を下げる方法をご紹介しましょう。
ドアの開閉
お金がかからず、しかもわずかな時間で車内温度を下げる、
一番効果が高い方法がこちら。
以前、「伊東家の食卓」でも紹介されました。
[su_youtube url=”https://youtu.be/txNR-9X4wXw”]
助手席側の窓を全開にして、運転席側のドアを5回、ゆっくり開閉します。
これだけでなんと30度近くの車内温度が下がります。
かなり便利な方法です!
ただ近くの車にドアをぶつけないように気をつけてくださいね。
車内用急速冷却スプレー
1本、500円~1000円位で入手できます。
使用手順は
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- まず熱気のこもった車内に30秒ほどスプレーする
- 次にエンジンをかけエアコンを作動させる
- さらにエアコン作動中に30秒スプレーする の3ステップ。
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それなりに涼しくなります。
消臭や除菌作用のあるスプレーもありますよ!
濡れタオル
たっぷり水を含んだタオルでハンドルやダッシュボードを拭きましょう。
ちなみに炎天下のダッシュボードは70度近くにもなっていますので
十分に気をつけて拭いてくださいね。
水は気化するとき多くの熱を奪ってくれますので
エアコンと併用すればかなり温度を下げてくれます。
こちらもリーズナブルですが
「どう濡れタオルを準備するの?」という疑問に応えるのが難しいところです。
エアコン
使い方でさらに効率的に車内を冷却できます。
[su_note note_color=”#fee3f3″]
- まずすべての窓を全開にして室内の熱気を出しながら走行する
- 次にエアコンを数分位「外気導入」+「風速最強+冷」にする
- そして窓をすべて閉めてエアコンを「内気循環」に切り替える
[/su_note]
という方法です。
こちらの方法ならバッテリーへの負担も軽減できますよ。
さて以上、上がってしまった車内温度を下げる方法を見てきましたが
そもそも車内温度を上げない方法はないのか? という疑問もありますよね。
次にそちらを見てきましょう。
夏の車内温度を上げない方法は?
日陰に駐車する
「日陰に駐車するのができないから苦労してるんですっ!」
というツッコミが聞こえてきそうですが
効果が高くもっとも安上がりな方法です。
ただ長時間、駐車するときは日陰の位置に気をつけてください。
駐車したときは日陰だったのに!とならないように・・・
サンシェード
サンシェードをするかしないかで車内温度は15度異なると言われます。
フロントだけでなくサイドや後部の窓にも付けるとさらに効果アップ!
日陰に駐車できない状況であれば、サンシェードが確実です。
断熱フイルム
暑さのもとである赤外線をカットするフィルムを窓の内側に貼ります。
肌がジリジリと熱くなるのをやわらげ、車内温度の上昇を抑え
夏場の強い日差しでも、車内を快適に保つ効果があると言われます。
エアコンも効率よく使え、紫外線をカットする効果もあります。
お肌にも良いわけです。
[su_label type=”warning”]ポイント[/su_label]
すべての窓ガラスに貼ることができますが
フロントガラス、およびフロントサイド(運転席、助手席側面)は
可視光線透過率が70%以上という保安基準があるので気をつけましょう。
フィルムを貼るには、専門の業者さんにお願いした方が無難です。
ただし、ものによっては数万かかります。
フィルムだけを購入して、自分で貼る方法もあります。
窓を1センチほど開けておく
たった1センチの隙間でも、空気はじゅうぶん換気されるので
かなり車内温度の上昇を抑えることができます。
ただし防犯上の不安がどうしてもついてきますし
雨などが降る可能性を考えるとなかなか実行は難しいでしょう。
車内に何もなく、降水確率が0%のときくらいでしょうか。
(それでも何となく不安が残りますが・・・)
さてこれまで冷却スプレー、サンシェード、断熱フィルムなどを 取り上げましたが、
これら以外に車内温度対策グッズはあるでしょうか?
最後にそちらを確認してみましょう。
夏の車内温度対策グッズは
メッシュシートカバー
1,000円~3000円位で購入できます。
通気性とクッション性が高く、夏場でも快適に運転できます。
お尻の下に風が通る感じで、長時間運転する方には最適でしょう。
車内温度を下げる効果はありませんが、快適な運転が期待できます。
またファン付きのクールクッションなどもあります。
カーソーラーファン(扇風機)
太陽光でファンが回り空気の換気をしてくれます。
1,500~4000円位で購入でき ソーラー式なのでバッテリーの心配がありません。
ただその分、スモークフィルムを貼った車や 太陽光を遮る車では使用できません。
また日当たりがよくないとファンが回りませんので
バッテリー内蔵式のものを選んだ方がよいでしょう。
忍耐
「心頭を滅却すれば火もまた涼し」
グッズではありませんが・・・もっとも安上がりです。
まとめ
上記以外に、気分的なものになりますが
風鈴や涼しげなストラップを付けてみるのも良いかもしれません。
以上、車内の暑さ対策はどうだったでしょうか?
ぜひ活用して、快適な夏のドライブを満喫してください。