自分の好きなデザインや絵を描くことができて、しかもおいしく食べられるアイシングクッキー。
挑戦してみたい!
でもどんな材料や道具を準備していいのか分からない・・・
そんなあなたのために、この記事では必要な材料と道具をご紹介します。
100均で買えるんだって♪
アイシングクッキー初心者はキットを買うのが一番ラク
アイシングの材料は卵白と粉糖とお水です。
卵白と粉糖を混ぜ、ツヤが出るまで練り上げて、食紅などの食用色素で色をつけたらアイシングの完成です。
これを絞り袋に入れてクッキーにデコレーションします。
シンプルなんです。
シンプルなんですが・・・
卵白を練り上げるのには意外と時間がかかりますね。
また、しっかり練り上げたつもりでも、水分が多く失敗しやすいです。
なので、初心者さんは乾燥卵白を使うのがおすすめ。
乾燥卵白は、製菓材料を扱っているお店で販売されています。
乾燥卵白は水に溶けにくいので、先に水で溶かしてふやかしておきましょう。
乾燥卵白を溶かすときは注意!
気をつけ▼こちらの動画でわかりやすく紹介されていました。
乾燥卵白は、メーカーによってはニオイが気になるというレビューを見かけます。
そのような場合は、水で溶かしてふやかすとき、少量のレモン汁を加えるとニオイが落ち着くので、ぜひお試しを。
卵白と粉糖を合わせなくても、水を入れて練り、食用色素を混ぜるだけでアイシングが作れる、アイシングシュガーパウダーもあります。
手軽にできるので、アイシングに慣れるまではこちらを使うほうがいいいかもしれません。
ニオイもないしね!
ただ、メーカーによってはツヤが出にくかったり、味が今ひとつだったり・・・なんていう場合もあります。
慣れてきたら乾燥卵白と粉糖も使ってみて、自分に合うアイシングの材料を見つけてくださいね。
また、基本のアイシングに色を付けるための食用色素は、食紅(赤)なら一般的なスーパーでも入手可能です。
ただし色の種類が限られているので、アイシングに慣れてきたら製菓材料店でいろいろな色のアイシングカラーを購入してみてはいかがでしょうか。
アイシングの材料だけでなく、道具も一緒にそろえたいという方のために、材料と道具がセットになったアイシングスターターキットも販売されています。
少し値が張るので、まずは手持ちの道具で1度アイシングクッキー作りに挑戦し、成功体験を積んで、本格的に始めたいと思われてから購入を検討するのがよいかもしれませんね。
必要な道具リスト~アイシングの材料とアイシングクッキーの道具はこれで完ペキ~
あらためまして、アイシングの材料と、クッキーをデコレーションするために必要な道具をご紹介します。
(それより早く食べたい。)
アイシングの材料
- 乾燥卵白
- 粉糖(パウダーシュガー)
- 食用色素
- 水
1~3について順番にご紹介いたします。
【1】卵白
水分調整がしやすい点、高温殺菌がされているという点で、乾燥卵白が便利でおすすめ。
【2】粉糖(シュガーパウダー)
アイシング専用の粉糖のほうが色数も豊富で発色も良好です。
色については、製菓材料専門店が近くにない場合、スーパーなどで販売されている赤や緑、黄色の食粉で色付けすればOK。
描くものの外枠をフチ取りするときは硬めのアイシング。フチ取ったものの中を埋めるには、やわらかめのアイシングを使います。
水の混ぜ加減でアイシングの硬さを調整しましょう。
ミキサーやミルをお持ちであれば、グラニュー糖を粉糖に変身させることもできます。
もっとゴージャスなデコレーションにしたい場合は、アラザンなども準備するといいですね。
最近は百均でも売ってるよ!
【3】食用色素
スーパーのお菓子材料コーナーで販売されているのは赤・青・黄くらいでしょうか。
通販だと、天然着色料にこだわって作られているものが手に入ります。おすすめ。
アイシングを作るための道具(乾燥卵白を使う場合)
特別なものや高価なものは必要ありません。
- コルネ
- 計量器(はかり)
- ボウル・ゴムべら
- パレットナイフ
- まな板
- 粉ふるい
- 爪楊枝(つまようじ)
または竹串(たけぐし) - 濡れ布巾
順番に解説しましょう。
【1】コルネ
製菓材料店であれば、耐久性があり、色も見やすい透明のアイシング専用 OPPシートを販売しています。
高くはないけど、ちょっと多いな・・・。
OPPシートはクリア袋と同じ素材なので、クリア袋を二等辺三角形に切り取って自作することも可能です。
これまた多いね・・・。
そんなときはクッキングシートで代用するといいですね。
クッキングシートは100円ショップでも手に入るよ!
【2】計量器(はかり)
乾燥卵白、粉糖の量を計測します。
お菓子作りで失敗しないコツは、計量をしっかりすることです。
小さな単位まで量れるものがおすすめ。
【3】ボウル・ゴムべら
卵白と粉糖を混ぜ合わせるとき使います。
【4】パレットナイフ
アイシングの仕上げの練りに使います。
ゴムべらで混ぜ合わせたアイシングに粉っぽさがなくなったら、さらにツヤが出てなめらかになるまでパレットナイフを使って練ってください。
パレットナイフは100均でも購入することができます。
もし見つからなかった場合には、代わりに食卓用ナイフを使ってもOK。
【5】まな板
色を加えて混ぜ、練るために使います。
アイシングにツヤが出たら、色ごとに小分けにしてまな板に載せ、それぞれパレットナイフで練り上げます。
- 色:白いもの
(色の違いがよくわかるように) - 大きさ:A4(21cm×29.7cm)程度
(小さいものだとハミ出てしまう) - 厚さ:こだわる必要はありません
- その他:「抗菌」「食洗器OK」がおすすめ
【6】粉ふるい
アイシングに入れる水の量が多すぎてゆるくなってしまった場合、粉糖を加えて調整します。
このときの微妙な量の調整には粉ふるいが便利です。
より微妙な調整をしたい場合は、粉糖用のふるいもありますよ。
【7】爪楊枝または竹ぐし
色素をアイシングに混ぜるとき使います。
アイシングカラーを少しずつ混ぜて、そのたびにパレットで練り、好みの色を作りましょう。
【8】ぬれ布巾
アイシングの乾燥を防ぐために使います。
小分けにして色を加えるときは、使っていないアイシングに濡れ布巾をかけておきましょう。
アイシングクッキーに使う道具は100均でOK
道具は100円ショップでOK!
コルネを作るための OPPシート(または OPP袋)は、ラッピングコーナーなどに置いてあります。好きな大きさに切って使いましょう。
ボールやゴムべら、計量器、まな板、粉ふるい、爪楊枝(竹串)、布巾は100均のキッチンコーナーにあります。探してみてください。
ただし、計量器やパレットナイフ、粉ふるいは製菓材料店で販売されているものの方が使いやすく、耐久性もあります。他のお菓子を作るときも使えるので、予算に余裕があるときにそろえてもいいかもしれませんね。
昨今では100均の商品も驚くほどクオリティが高くなりました。お菓子作りにあまりお金をかけられないという方は、使い勝手を考えながら上手に活用しましょう。
まとめ
アイシングクッキーを作るための材料や道具を製菓材料店でそろえると、けっこうなお値段になります。近くに専門店がないという方もいらっしゃることでしょう。
でも、今は通販で全ての材料や道具をそろえられますし、道具はほとんどが100均で購入できるため、手間なく、低予算でアイシングを作る準備ができますよ。
意外と簡単に作れるので、ハロウィンやクリスマス、バレンタインやお誕生日などには、自分だけのアイシングクッキー作りに挑戦してみてください。