オクラでダイエットができるとういうのは本当でしょうか?
なぜ、ダイエットの効果があるのでしょうか?
どんな食べ方があるのでしょうか?
夏バテ対策でよく見かけるオクラのダイエット情報を集めました。
今回はオクラダイエットの効果を中心に、
オクラを加熱したときの栄養素やオクラの冷凍保存についてご紹介します。
― もくじ ―
オクラのダイエット効果とは
オクラと聞くとすぐに、ネバネバを連想しますよね。
ネバネバしたものは体にいいと言われて、
オクラ以外にも納豆やモロヘイヤなどをすすめられることも多いです。
オクラのダイエット効果とネバネバは、何か関係があるのでしょうか?
オクラに含まれる栄養素やオクラのカロリーについて見ていきましょう。
オクラに含まれる栄養素
オクラに含まれる栄養素で注目される成分は、 ペクチン、ムチン、βカロチンです。
ペクチンとムチンは水溶性食物繊維であり、
コレステロール値を改善して、血糖値の上昇をゆるやかにします。
糖尿病の予防や、動脈硬化の予防にも効果を発揮して、
肥満を防止してくれることで知られています。
整腸作用もデトックス効果もあります。
βカロチンは、ビタミンAの働きをしてくれます。
有害な活性酸素から体を守る抗酸化作用、免疫を増強する働きもあります。
ダイエット中にも健康を保つために栄養を補給できます。
その他にも、代謝の促進にいいビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンK、葉酸も含まれています。
これらは、カロリーの消費を助けてくれます。
オクラのカロリーは?
気になるオクラのカロリーを確認しておきましょう。
100gあたりのカロリーは、生の状態で 30kcal 、ゆでた状態で 33kcal です。
(参照:ヘタを切り落とした場合です)
大きさにもよりますので、1本あたりの計算は幅を持たせて考えます。
オクラ1本を6~12gとして、オクラ1本のカロリーは、2~4kcalになります。
かなりローカロリーですね^^
オクラの栄養は加熱すると減る?
野菜を加熱すると栄養が減ってしまう。そのような話は聞いたことがありますよね。
特に熱に弱い栄養素は、ビタミンCや酵素で、
加熱して食べるよりも生のまま食べた方がいい というイメージがついています。
オクラの栄養素はどうでしょうか?
オクラは他の野菜のように、長い時間をかけてゆでる調理法には使われませんよね。
オクラの形や食感を活かした調理法なら、栄養素の落ち率はかなり低くくなります。
体内でビタミンAに変わるβカロチンは加熱向きの栄養素です。
油と一緒に料理すると吸収率が上がります。
ムチンは加熱に弱く、水に溶けてしまいますが、
さっとゆでるか油で揚げると失われる量は少なくなります。
ペクチンには、野菜の形、固さを保つ役割があります。
長い時間をかけて野菜をゆでると軟らかくなるのは、ペクチンの変化によるものです。
ペクチンは加熱すると化学的な変化はしますが、栄養が減るわけではありません。
オクラの冷凍・解凍方法とおいしい食べ方
オクラは冷凍しても大丈夫?
オクラは冷凍する前に、塩もみ洗いで産毛を取ってください。
水気を取ってから、チャック付きナイロン袋や 保存容器やに入れて冷凍してください。
ゆでてから冷凍する場合は、冷凍することによって歯ごたえが減るので
ゆで時間を短めにした方がいいです。
生のまま冷凍しても大丈夫です。
冷凍する際のオクラの形は、丸ごとでも刻んでからでもかまいません。
ちなみに私は「同じ手間なら一度で済ませよう!」と
たいてい4~5袋まとめて買って茹でてしまい、
小口切りにしてビニール袋に平たくまとめて冷凍しておきます。
使う分だけ小出しにできるので、とっても便利ですよ。
生でも食べられるということなので、
今度買うときは生のまま刻んで冷凍してみようと思います。
冷凍オクラの解凍方法
電子レンジの解凍モードでも悪くはありませんが、自然解凍が好ましいです。
使う時間がわかっていれば、その数時間前に冷蔵庫に移しておくか、
使う直前に室温で解凍するか、ですね。
丸ごと冷凍したものは、解凍せずにそのまま炒めものに混ぜたり、
刻んで冷凍保存したものなら凍ったまま味噌汁に入れたり、
自然解凍させて冷奴のトッピングにしたりすることができます。
解凍したオクラのおいしい食べ方は
【オクラの和え物】
ゴマ和え、オクラとみょうがの和え物、オクラと山芋の和え物など。
【オクラの揚げ浸し 】
中温(160~170度)の油で、1分くらいあげて、調味料に浸す。
調味料(白だし、しょうゆ、水)
※中温の目安 :菜ばしの先から細かい泡が出る
【オクラスープ】
鶏がらスープやコンソメスープで、トマトといっしょに煮込んでください。
トマト以外にもヘルシーな食材から、豆腐などを選んでも良いです。
まとめ
夏野菜のオクラは、夏のダイエットに活躍してくれます。
夏のダイエットは、冬より基礎代謝が下がってしまうことから難しいと言われますよね。
脂肪は燃えにくくなる上に、暑さで体を冷やすものを摂取します。
オクラで代謝を上げて、夏バテもダイエットの悩みも解消しましょう。