半夏生の意味は?今年はいつ?食べ物はタコだけ?秋田でお祭り?

私の住む関西では夏のある時期になると、
スーパーの広告に
「半夏生だからタコを食べましょう」
と毎年掲載されます。

そう言うなら食べておこうかな?という気になりますが、
半夏生ってそもそも何なんでしょう?

どうしてタコを食べるのかも実は知らないんですよね^^;

わが家はタコがきらいな人がいるんだけどどうしたらいい?

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半夏生とは?どんな意味があるの?

 

半夏生(はんげしょう)
半夏(烏柄杓・カラスビシャク)という草が生える頃で雑節の一つ。

※雑節:季節の移り変りを掴むために設けられた暦日のことで、
     他には八十八夜、入梅、土用など。

半夏生は夏至(1年で一番日が長い日)から数えて
11日目が半夏生です。
太陽暦では7月2日頃にあたります。

 

ちょうど梅雨の末期で、
半夏(烏柄杓・カラスビシャク)という毒草が生える、
多湿で不順な頃とされています。

梅雨の末期ということもあり、
半夏生が田植えの目安になります。

農家の人はこの日までに田植えを済ませ、
どんなに気候が不順な年でも
半夏生以降は田植えをしないという習慣がありました。

 

地方によっては、
ハンゲという妖怪が徘徊するという言い伝えをもって
この時期に農作業をしないように
戒めにしているところもあります。

 

「チュウ(夏至)ははずせ、ハンゲ(半夏生)は待つな」

ということわざが
田植えに好ましい時期を表していますね。

 

また、半夏生の頃、ちょうど
半夏生(カタシログサ)という草の葉が
その名の通りに半分白くなって化粧しているようになります。
(花が咲き終わって真夏になると緑に戻ります)

※「半夏」と「半夏生」は別の植物です。

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半夏生、今年はいつ?食べるものはタコ?

 

半夏生は夏至(1年で一番日が長い日)から数えて11日目
2014年の夏至は6月21日で、
そこから11日めなので2014年の半夏生は7月2日です。

毎年夏至の日から数えるといいですね。

 

食べるものは地方によって違っています。
関西では蛸(タコ)、
福井県では鯖、
香川県ではうどん、
奈良県では餅を食べるようです。

これはそれぞれの地方の食文化に根ざしていて

・関西のタコ:タコの足のように作物がしっかり根を張ることを願う

・福井のサバ:田植えの疲れを癒して、夏への体力を備えるためにサバを食べるよう江戸時代に奨励された
(滋賀県では焼き鯖そうめんにして食べるのが一般的)

・香川のうどん:田植えや麦刈りが終わった労をねぎらう

・奈良県の餅:小麦の取り入れも終わるので、餅をついて稲の豊作を願ってお供えをする

と、タコだけではなくいろいろなものが食べられます。

 

関西に住んでいても、タコがダメならサバでもうどんでも餅でも良さそうですね^^

 

半夏生にお祭りがあるところも!

 

秋田県大館市の田代地区にある田代岳。

半夏生の日に田代岳9合目にある池塘原で
その年の収穫を占う神事が行われています。

田代岳は水田信仰の霊峰として、
作占いの山として知られ、崇められています。

 

毎年半夏生(2014年は7月2日)に岳詣りし、
9合目に広がる高層湿原の地塘に生育するミツガシワの生育状態をみて、
その年の稲作の豊凶を占う伝統的習慣があるんですね。

山好きの方が楽しみにされているお祭りのようなものでもあります。

その他、雄琴神社や生駒西麓の石切剣箭神社でも
半夏生のお祭りがあったようです。

 

また、こちらは植物の「半夏」ですが、
山口県防府市の阿弥陀寺で6月末までアジサイまつりをしています。

境内に流れている川の川床に
ハンゲショウが咲いているのを見ることができますよ。

 

まとめ

 

「雑節」は現代の私たちにはなじみがありませんが、
紐解いてみると興味深い意味がわかります。

季節がわかりにくくなってきた最近だからこそ
こういった季節の節目を知ることで四季を思い出すのもいいかもしれませんね。

 

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